天使がくれた出会いネットワークとは
天使がくれた出会いネットワーク(http://tensigakuretadeai.net/)とは、周産期喪失をはじめ、お子さんを亡くす経験をしたご家族を支援する全国のセルフヘルプグループやサポートグループのネットワークです。
2006年より、交流や情報交換など緩やかにつながりを続けています。
参加している団体は、2015年現在、13団体。
それぞれが、それぞれの地域で、あるいは全国組織として、体験者へのサポートを続けています。その運営形態、メンバー構成、活動形式はさまざまです。
どの団体も非営利なボランティア性を持った活動であるところが共通しています。
大切な命を失う経験をされたご家族にとって、体験直後からしばらくの間、その状況ごとにサポートが必要な場合があります。
このサポートの一つとして、体験者同士の分かち合い(セルフヘルプグループ等)があります。分かち合いでは、大切なわが子を亡くした親たちが、対面し、同じ場所で過ごす時間、自分の声で語りあいます。このような場所、体験を聴いてくれる仲間(ピア)の存在は、体験者にとって、支えとなる力を与えてくれる可能性があります。
ネットワークに参加しているグループの多くは、お話会などの名称でこのような分かち合いの場を提供しています。
ネットワークが始まった趣旨のひとつには、自分の住む地域にある、安心して参加できるサポートにすぐに繋がれるような情報提供の場所づくりがありました。
年月をへて、この趣旨のもとに、参加するグループは、全国で増えつつあります。