参加者の声

これまでに参加された方(流産、死産、新生児死亡を経験されたママさん、パパさん)のアンケートより掲載させて頂いております。

<ママさん>

「日常生活では中々周囲の人に悲しい気持ちを話せなかったので、素直な感情をたくさん話せてうれしかったです。」

「誰にも言えなかった色々な感情について話すことができてよかった。」 

「主人以外の人で初めて本当の気持ちを話せました。いろいろ聞きたいと思っていましたが、今は“話せた”ことがすごく大きな出来事としてあります。同じ思いをしていることもたくさんあって、“同じだった”ことがなんだか嬉しかったです。それだけで心が救われました。」

「子どもの話ができるということが、私の心の栄養になるんだなあと思いました。」

「自分が話すときは自然に涙が出てきてしまいますが、泣くことですっきりしている自分がいて驚いています。やはり涙を流すことが多少なりとも回復につながるのかなと思いました。」

「来る前は緊張で、着いてからは涙があふれ出て、帰る頃には穏やかな気持ちになれました。」

「参加する前は自責感が強かったり、夫への関わりに悩んでいました。夫もつらいということを分かっていても、自分が夫を支えるだけの余裕がない状態でした。会に参加し、夫の事、夫との接し方が少し分かってきたような気がします。」

「なぜだか家では泣いたり不満ばかり言っている自分が、この会では泣かずに他の方の話を冷静に聞いている自分に気づくことができます。自分が前向きなのではないかと思ったりします。」

「9週の赤ちゃんを一人の人として認めてくれる場があったことが嬉しかったです。エコー写真をちゃんと見てもらえたのは初めてです。」

「私は自分の気持ちに向き合えていなくて、マイナス思考だと思っていましたが、向き合えていることを知って嬉しかったです。自分をほめてあげたいし、これから許してあげたい。」

「心に気持ちを閉じ込めてしまって泣きたいのに泣けずにいたので、今日いろいろお話しをしてたくさん泣いて、少し気持ちも落ち着きました。」

「亡くなった子に関しては、自分の頭の中だけで思いを反芻していたが、他の方のお子さんに対する思いを聞いて自分の気持ちが楽になるヒントを与えてもらえたのは大きかったです」

「私には“今”しかなかったのですが、今後(数年後)の気持ちや自分のあり方が見えたように思います。」

「子どもを失ったばかりで冷静でない状態に今後が不安だった。同じような経験をされて、少し時間が経った方が今後どのような状態であるのか分かってよかった。考え方に救われた気持ちがします。」

「自分で抱えていたけどどう表現したらいいのか分からない気持ちを、他の方に代弁してもらえたようでした。今まで元気なつもりだったけど、まだ重い気持ちにフタしていたんだと分かりました。」

「医療に関わる方へ、思いを伝えられたのはよかった。」

「気が楽になった。時間の経過、気持ちの持ち方について、参考になった。希望が持てる気がした。長い時間をかけて日常生活に戻られた方に励まされた。」

「ネット上では天使ママの方と少しメールのやりとりはありましたが、実際に顔を見て、自分の言葉で話すことはなかったので、少し自分の状況が見えたように感じました。」

「ネット上だけでなく、実際にお会いして涙を見て、自分だけじゃないと励まされた。辛くなったときに皆さんの表情を思い出して頑張ろうと思う。」

「久しぶりに天使のことを周りにお話することができて、とてもいい時間を過ごせました。改めて自分の体験を話すことで今まで自分が歩んできた道のりを振り返り、天使に対して感謝の気持ちをもつことができてよかったです。」

「今回で4回目となりましたが、来るたびに自分の気持ちが前を向いていることを感じられています。また、他の方の話を聞いて、共感できたり改めて感じることもあったりして、よい機会になっています。」

「いろいろな苦しみがあて、一人じゃないと思いました。ここにいらした方のために、“一人じゃないよ、私も同じ気持ちだよ”と自分を抱きしめる気持ちで心を重ねられました。」

「悲しみだけのお話会かと思っていましたが、同じ体験をした方とのお話ということで、気を遣わず、時には笑いもあって、気持ちはすっきりしました。娘のことについては旦那にしか話していないので、堂々と話せて嬉しかったです。子育てはしていないけど、母親なんだと思ってもいいんだなと感じられました。自分の思っている黒い感情は他の方も感じていることで、人として最低ではないのかもしれないと思え安心しました。」

「ご夫婦で参加去れている方の旦那様のお話が聞けたのはとても有意義でした。中々他のご夫婦の、男性の方の気持ちを聞く機会はないので…」

「気持ちが軽くなりました。周りに同じ体験をした人もいなかったし、子どもを亡くしたという話もできませんでした。家族との気持ちの差も感じていました。今回、会に参加して、この感情はおかしくなんてなくて、当たり前であり、私という人間を受け止めてもらえたように感じました。」

「今の自分の状態は普通のことなのだと思いました。泣いてもいいと言って頂けたのが救われました。」

「自分がいつまでも泣くことが少し異常かと思いましたが、皆さん同じように悲しんでいることが分かり、少し安心しました。」

「頑張らなくてもいいということが分かりました。我慢したり、必死に前へ進んでいかなくてもいいんだ、て気持ちが楽になりました。」


<パパさん>

「他人の話を聞く/自分のことを話すと、自分が凝り固まった考えや対応をしていることに気が付いた。具体的には悲しんでいる妻への接し方で、自分は自分の意見を押し付けている部分があったと思う。他のお父さんのやり方が勉強になったので、今後はもっと柔軟になりたい。」

「気持ちが楽になりました。人前でも、自分自身にも、“前にとにかく進む”と、無理やり言い聞かせていたと気づきました。」

「参加できて、皆さんに話を聞いてもらい、子どもを失ったつらさを共感できたのはとてもよかったです。時に男性は、つらさを共感しあえる環境に恵まれていないので、同じ境遇の人と話せてとてもよかったです。」

「息子のことを思い出し、話をすることで、自分が父親であることをしっかりと実感できた。」

「先に進むことだけではなく、立ち止まることも必要であると感じました。」

「父親としての体験やみんな似ているところがあったのでほっとしました。自分だけではない、ということが頭だけでなく分かりました。」


<手作りの会:ファーストステップシューズ>

「作る前に、この靴を作っても履いてくれる息子はいない…と暗い気持ちに少しなってしまい、涙がでてしまいました。でも、作っている最中は楽しかったです。針穴を間違えたとき、息子が笑っているような気がしたり、心の中で息子に上手に作るからね、て話しかけて作りました。家族にみせるのが楽しみです。」 ~ママさん

「すごく集中して作りました。ひと針ひと針縫う時に、お母さんはあなたたちを忘れていないから」と心の中でいいながら縫っていました。思いのほか出来栄えが良いのでとても嬉しいです。」 ~ママさん

「シューズを作るということが想像できませんでしたが、予想以上にかわいらしく出来上がり、すごく嬉しいです。赤ちゃん達も喜んでくれているかなと思うと、心が軽くなる気がします。何かをしてあげることは救いにもなると思いました。」 ~ママさん


<手作りの会:エンジェルキルト>

「生まれたとき、何も準備してあげていなかったので、こうして子どものおもちゃや身に着けるものやいろいろつくってあげられる機会はありがたいです。不器用なので先生方に大変お世話になりながらですが、また一つ宝物が増えた気がします。」 ~ママさん

「夫婦共に不器用ですが、ひと針ひと針、縫うごとに“○ちゃん喜んでくれるかな?”と穏やかな気持ちで参加できました。 ~ご夫婦

「夫婦で参加させて頂いたので、子どものことを想いながら二人で楽しく作れました。」 ~ご夫婦

「子どものために何かをしてあげることはとても嬉しいです。作ってあげることは本当に特別な喜びがあり、心も少し軽くなる気がしました。」 ~ママさん